借金を相続していませんか？
相続財産には不動産や預貯金といったプラスの財産のほかに、借金や保証債務などのマイナスの財産も含まれます。もしマイナスの財産のほうが多くて相続したくない場合は、３か月の期限内に家庭裁判所で相続放棄の手続きすることにより、相続関係から逃れることができます。期限を過ぎて放っておくと相続放棄ができなくなりますので、早めに専門家に相談してください。
安易に考えるのはとても危険です！

相続の仕方には三つの方法があります。

1. 単純承認　プラスの財産もマイナスの財産も全部引き継ぎます（何もしないで３か月過ぎたり、財産を処分・隠匿・消費等した場合は、単純承認したものと見做されます（法定単純承認））。
2. 限定承認　プラスの財産の範囲に限定して、マイナスの財産を引き継ぎます。
3. 相続放棄　プラスの財産もマイナスの財産も全部放棄します。最初から相続人でなかったことになります。

相続放棄をするには以下の作業が必要です。

• 相続人の調査（戸籍調査）
• 借金等マイナスの財産の調査と確定（借金等の金額、相手方、取引内容の把握）
• プラスの財産の調査と確定
• 上記を踏まえて相続放棄をするかどうかの判断決定
• 家庭裁判所に提出する書類の作成
• 家庭裁判所に相続放棄申述書その他の添付書類一式を提出
• 相続放棄申述受理証明書の請求取得

相続放棄の料金（司法書士報酬）は、７万５０００円程度です。
二人目からは、３万円です。

• 法律関係が極めて単純なときは、事前協議により、司法書士報酬を減額させていただきます。
• 法律関係が特に複雑なときは、事前協議により、司法書士報酬を増額させていただきます。

相続放棄の流れを簡単にご案内します。

1. 無料相談のご予約
2. 事務所で相談
3. ご契約（必要書類をご案内します）
4. お客様が、必要書類を準備し、司法書士に提出する。
5. 司法書士が、相続人の調査（戸籍調査）と、相続財産の調査（法務局、市町村、信用情報機関など）をする。
6. 司法書士が、家庭裁判所に提出する相続放棄申述書その他の書類一式を作成する。
7. お客様が、相続放棄申述書に署名押印する。
8. 司法書士が、家庭裁判所に相続放棄申述書等を提出する。
9. 相続放棄が受理され、受理証明書が発行される。
10. （司法書士又はお客様が、受理証明書をもって債権者に通知する）